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恥ずかしながらあえて失敗例を

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 これは最近作っているフジミ模型の「1/700 グレードアップパーツシリーズNo.100 日本海軍 艦載機セット」です。作っているというか色塗っているだけで、1パーツの艦載機です(^^;

 で、なんともお見苦しい作例で申し訳ないのですが、ウェブ上には上級者さんの素敵作品の画像はたくさんありますので、初心者の陥りやすい失敗例のお話でもしたいと思います。

 このキットは透明プラスチック製で、はじめから細かく塗り分けようとするととても作業がしづらいため、Mr.カラーの緑(陸軍前記迷彩セットに入っていたTC16 緑色)で全体を塗り、水性ホビーカラーの明灰白色(1)で下面を塗りわけ、同じくシルバーでコクピット、クリームイエローで翼の前半分のラインを塗るという手順で進めていました。

 で、写真の「1」のごとく失敗をやらかすのですが、これは明らかに塗料の薄めすぎと量が多すぎたせいで毛細管現象起こして流れてますね。なんせ64機入りのキットのため、この時は一気に32機仕上げようと焦っていたのがまずかったのでしょう。

 1/700の車両/航空機の塗装の時は、使用する塗料がとても少ないため、塗料の濃度管理が難しいです。塗り始めは丁度よい濃度でも、作業中にどんどん乾燥してしまい薄める必要がでてきます。そのため「塗料皿に塗料と薄め液を両方おいて、筆に薄め液をつけて塗料を適度な濃度・量でひろってプラモに置いていく」みたいな作業の繰り返しになります。

 「2」はその失敗の反省から、塗料の濃さに気を配りながら塗ったものですが・・ やはり雑ですね orz 自分の手先の器用さの限界を感じました。なるべく手が浮かないように固定された状態で作業しているつもりですが、ものが小さいために手元がブレます。このサイズだとマスキングするわけにもいかないのでとりあえず最後まで塗りました。たぶん「太すぎ」だと思われます。

 「3」は「1」の失敗例を上から水性ホビーカラー濃緑色(暗緑色)(2)で修正したものです。違う色を使ったのでムラになってますが、「1」でみられた大惨事よりはまだ見られる状態になったかなと思います。

 水性アクリル塗料よりもラッカー系塗料を先に塗る、下の色を反映しにくい隠ぺい力の強い色は後に塗る、などの基礎知識はあっても、実際に塗る時は色々と思い通りにならないことがありますね。



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