さて、「シール甲板なので塗装が楽ちん」と期待していました1/700加賀さんの制作も、いよいよ甲板制作まで進んできました。今回やった手順としては「飛行甲板シールのエレベーター部分をアートナイフで切り出す>3パーツで構成されている本体甲板シールをそのエレベーター穴と本体の形を頼りに貼る>エレベーターパーツを設置して穴部分のシールを貼る」という順で行いました。シールを貼るためのガイドはありませんので、パーツの形だけが頼りです。で、写真のような出来栄えになりました。ぱっと見は成功。大きな問題はありません。が・・・
こちらはエレベータ各部のアップです。シールのカット面の白色がやや目につきますが、エレベーターを着脱式にする場合は避けて通れない問題なので、これは目をつむります。レタッチ塗装をするほどひどいものではありませんので。
むしろ問題はこっち。エレベーターパーツと甲板を裏面から撮影したものですが、結構シールがはみ出ています。つまりエレベーター甲板パーツをはめ込むと、シールの接着面がくっついてしまうだろうということです。だったらエレベータは常に飛行甲板に上げた状態で飾れば問題なしだろうということになりますが・・・じゃあ、シールを一生懸命カットした加工はいらなかったのでは?ということになります。
もしこの問題を本気で回避するのであれば「本体とエレベーターパーツをまとめた状態でシールを貼り、後からパーツの縁に沿ってカット」という手順がいいのかもしれません。飛行甲板の出来映えはこのキットの命ともいえる部分なので、もし私のような初心者の方でこのキットに挑戦される方がみえましたらご参考にして下さい。
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