今回はアオシマの海上自衛隊ヘリコプターセットよりMH-53E(陸自迷彩バージョン)、UH-60J(洋上迷彩)、MCH-101(しらせ艦載機バージョン)の3機です。今まで輸送艦しもきたに載せる目的で何機か組んでいましたが、これでこのキットは全て完成。今回塗装がお遊びなのは、海上自衛隊にしか配備されなかったはずのMH-53Eに陸自迷彩を施している1点のみ。
もうひとつ、例によって小型艦兵装セットより三年式12.7mm連装砲を使って作った戦車もどき3点。数日前にアップした「ラーテもどき」の量産型みたいな位置づけですね。量産型だからいきなり3輌作ってみました。少し背が高いのがカッコよくないです。とりあえず試しに作ってみたものなのでディテールもあっさりしていて面白みに欠けます。これを踏み台にして、もう少しかっこよく連装砲を利用してあげたいです。
アオシマの1/700ミサイル艇おおたか/しらたかにオマケでついてくる不審船を作ってみました。カラーリングは報道写真を参考に、なんとなく想像で漁に使う網を載せてみたり広げてみたり・・・ 例によって大雑把でやりすぎ感のある汚しですが、まああちらさんの船っぽくなったのでこれはこれでいいかなと。
以前にお話ししました「汎用パーツランナー1/700 日本海軍 小型艦兵装セットを全部使いつくしてみたい計画」ですが、今まで色々と作ってきたおかげでかなり消化できてきました。パラベーンとかアンカーとかまだ使えていないパーツもありますが、大まかなところは利用できていると思います。中には「軍用車両セット」や「大型艦兵装セット」からパーツを流用しているものもあります。
この小型艦兵装セットはウォーターラインシリーズのキットを買うとよくついてくるので、使わないとどんどん溜まっていきます。半端なパーツから何か新しいものができると、何となく得をしたような気になります。昔からある古いものなのであまり重宝がられることはないのですが、私にとっては宝物のような素敵なランナーです。
前回に引き続き余剰ボート利用のユニット、架空潜水艇を作りました。スクリュー推進ではなく深度の変化によって推進力を得るタイプという設定です。黒いラインはマスキングテープを利用しました。
もうひとつの戦車風のは、これもまた余剰パーツを利用して作ったラーテもどきです。サイズとしては全長2センチ×全幅1.5センチ前後なので1/700スケールと仮定したら14メートル×10メートル程度です。ラーテは全長35メートル×全幅14メートルなので半分以下のサイズですが、それでも他の戦車に比べたらバカでかいですね。主砲は三年式12.7cm連装砲、後部副砲2門は九六式25mm3連装機銃、主砲の上につけたのは同連装機銃です。本体下部の履帯っぽい部分は魚雷発射管を8つ繋げて作りました。
日本海軍装備品セットもかなり利用できて嬉しいかぎりです。
アオシマの「1/700ミサイル艇 おおたか/しらたか」2隻セットのうち1隻を作りました。使用したデカールから、こちらはおおたかになります。伸ばしランナーで少しアンテナを増やしたくらいで、特にいじってません。ハミナ級を作るのに参考になるかしらと思って購入したものですが、ほぼ同じくらいのサイズのようです。肝心のハミナ級は作業が止まってしまいました。
余ったボートの船体を張り合わせて作ったUAVもどきです。1/700スケールだとするとかなりでかいです。秋水風味とか言ってましたが、全幅で2倍以上あります。1/350スケールと考えたほうがしっくりきそうですね。車輪は探照灯を転用しました。特に失敗らしい失敗はありませんが、次作る時はもう少し小さいサイズにおさえたいです。
そして問題はコレ。大惨事になっちゃいました。思い起こせば3年前に1/700輸送艦しもきたを作り始めた時から私のスケールプラモ道が始まったのですが、今回が一番ひどい失敗です。塗装の途中で手が滑って水性ホビーカラーのオレンジをぶちまけました。
私は基本的にリビングでTVを見たりしながら作業をしているのですが、ダイニングテーブル、ダイニングチェアー、スラックス、靴下、左手、カッターマットがこぼれた塗料ですごい色に。ほぼ新品に近い塗料のおよそ6割がこぼれました。テーブル、カッターマット、手は吹けば問題ないのですが・・・まず、スラックス。これはべっとりと塗料がついて一番ひどいことに。即座に諦めました。Mr.ホビーカラーとは違うとはいえ、普通に洗剤で洗っただけで落ちる汚れとは思えません。靴下もまあ高いものではないので諦めました。ダイニングチェアーの皮部分は頑張って水性ホビーカラー薄め液でふき取ったら、無事に綺麗になりました。うーん、ズボン買いなおすお金あったら、私が普段買うようなキットなら3つくらいは買えちゃうなぁ・・・ 慣れすぎて不注意になったツケですね。気を付けるようにします。
さて、戦車や飛行機・ヘリが載った船が好きな私ですが、小舟の載った船というのは実はそれほど萌えません。どちらも海の属性だからなのか、小舟自体に戦車やヘリほどの魅力がないためなのかわかりませんが、1/700艦船キットを作っていると意外と余剰パーツとしてこの小舟がたまってきます。
そこで何とか使い道がないか考えていたら、「船と船貼り合わせたら飛行機や潜水艦の胴体に使えるのでは?」と思いつきやってみました。Aがその貼り合わせたもの、Bは秋水を意識して作ってみた無人機という設定の航空機。フリーハンドでプラ板を切り出しているのでそこかしこがいびつですが、まあUAVに見えなくもないです。ちなみに主翼の下にくっつけてあるミサイル風味のパーツもカッターです。Cは無人潜水艦のつもりです。BもCも、ちょっとサイズが大きいですね。これは余りもので作っているので仕方がないと諦めています。
Dは余りパーツ有効処分とは無関係で、フルスクラッチで制作中のハミナ級ミサイルボートの船体です。Eは余ったカッター類を載せる船でも自作しようかと思って切り出した低発砲塩ビです。上のほうにあるもろもろは塗装待ちの余剰小舟たち。
ストレス発散で特に目標もなく作っているプラモデルなので、色々と作業の途中で止まっていたりします。上に挙げていないものを少し思い出してみると・・・
1/700加賀;ボートの固定と艦載機の制作待ち
フルスクラッチ連装砲ちゃん;頓挫しました
1/2000戦艦ミズーリ;塗装をどうしようか思案中
ノンスケール暴動鎮圧車;3.5tトラックの上に載せるパーツ制作中
1/144改造10式戦車:砲塔と車体を切り詰めてデフォルメ化できないか検討中
1/700ミサイル艇おおたか;4割くらい組みました
1/700護衛艦ちくご;3割くらい組みました
まあ、最近はこんなことやっています。
今回は私の好きな船を紹介します。フィンランド海軍のハミナ級ミサイル艇です。もともと飛行機や戦車をたくさん載せた船が大好きですが、こういう小さくて多機能な船も好きです。
例によってウイキペディアによると、そのスペックは、満載排水量250トン、全長51.0m、全幅8.5m、吃水1.7m、乗員26名、
武装;
ボフォース57mm/70 Mk3 単装砲×1門
NSV 12.7mm機銃×2挺
ウムコント短SAM VLS(8セル)×1基
RBS-15 Mk.3SSM発射筒×4基
エルマLLS-920 9連装対潜ロケット弾発射機×4基
機雷兼爆雷投下軌条×1基
だそうです。
満載排水量が250トンなら、空虚重量は一体いかほどでしょう。そしてその船体に8セルのVLSを装備している!?こんな小さな船に短SAMとはいえVLSを装備し、さらにそれとは別に対艦・対潜水艦ミサイルと57mm砲を持っているなんて、なんと重武装なんでしょう。ワクワクしますね。この「装備がいっぱいあったら強くなるんじゃね?」的発想からすると、もしかしたら私の中にはロシア人的な血が流れているのかもしれません。まあ、それは冗談ですが、ハミナ級の写真をトレースしたイラストものせておきます。
追記です。ハミナ級の素晴らしさがわかる動画ですw
今回は1/2000ワールドネイビーシリーズの空母イラストリアスを作りました。前回レキシントンを無塗装に近い状態で組んだ時、味もそっけもない出来栄えで自分でもガッカリしたのですが、なんとか架空塗装で挽回できないかと考え、今回は日本海軍空母風の迷彩にしてみました。イメージとしては海鷹(1944)なんですが、甲板の白線を塗装したマスキングテープで再現した関係上、後方にあるはずの円や前方にあるはずの矢印は省略されて、デザインはアレンジされています。レキシントンに比べたらかなり良くなったと思います。次回も塗装で工夫してみたいと思います。
いままで作った1/2000ワールドネイビーシリーズです。今回の空母イラストリアスから、空母レキシントン、戦艦ニュージャージー、戦艦フッドの順で並んでいます。これで残りは4隻。
で、今回は大したポカはなかったのですが、加賀さんの余剰パーツを整理していて気付いたことが・・・
船体内部の支柱という今更手が出せない部分が未組みになってました! orz これはもうどうしようもないのでこのままにします。外から手をまわしてピンセットで接着できないか試してみましたが、うまくいきませんでした。
あと、「完成です」と記事をアップした後に、舷側のボートがダビッドごとつけ忘れていたことに気づきました。これは艦載機とともに後で仕上げます。トホホ・・