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 海上保安庁巡視船 はてるま型、完成しました。あとはつや消しコーティングを残すくらいです。白い船体に緑の甲板、美しいですね。


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 で、こっちが失敗の肝の部分。前回お話したヘリの後部のデカールをあらかじめ切断しておかなかったために起きた乱れ、飛行甲板デカールの断裂、そして今回おきた後部日の丸デカールの固定ミス。2つある日の丸の旗ですが、棒状のパーツにデカールのみを貼り付ける必要があるため、とてももろくなっています。前回の写真ではちゃんと固定できていたのですが、その後触っただけで切れてしまいました。とりあえず瞬間接着剤で固定したので、形がメチャメチャです。美しくないですね。

 さあ、次は輸送艦に戻りましょうか。


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 さて、我が家史上はじめての巡視船となる「はてるま型」ですが、おおむね完成しました。作業工程はとても短かったので、あまりブログでご紹介するようなことはなかったのですが、例によって今回の失敗報告です。

1)は以前にもお話した膨張式救命いかだっぽいパーツが傾いて固定されてしまった部分。修正しようと下手に接着剤を流し込んだために、かえって汚くなってしまいました。このパーツの接着は難しいです。もし次回があってもやはり同じように流し込み接着剤で挑戦すると思いますが、接着後に下手に触らなければ上手くいくはず・・・

2)は例によって大き目デカールが切れてしまったところ。「マークセッターとマークソフターを使えば、多少大き目のデカールでも怖くない」などと大口をたたいていましたが、時間がかかるとマークセッターがデカールを軟化させて切れやすくしてしまうようです。反省しています。

3)は付属のヘリのデカールの後部の部分。ここは補助翼みたいなものがついているので、製品のデカールそのままでは貼れません。必ず適当な長さに切ってから貼りましょう・・・今回の私のように貼りながらあわてて切ると、デカールがクシャクシャになりかねません。というかなりました。

4)は失敗ではないのですが、日の丸デカールをランナーにつけたままの状態で支柱に貼ったもの。これは支柱を本体に接着してからデカールを貼ろうとするときっと苦労するだろうと予測して、先にデカールを貼りました。たぶんこの読みは間違っていないはず。

 このキットは大小ふたつの不審船とヘリが付属していて、とても充実してました。デカールは4種類あるのですが今回は「はてるま型」を使用。実はヘリポート部分をのぞけば、ほぼもう1艦作れるくらい予備のデカールが充実しています。んー、巡視船を自作しろと神様が言っているのかしらw

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 架空艦の作業が長くなってきたので、別の船を作って一休みです。今回はピットロードから発売されている1/700塗装済み組み立てモデル「海上保安庁巡視船 はてるま型」です。このキットは組み立ててデカールを貼るだけで完成するお手軽モデルです。少し割高ですが、美しい塗装が約束されているので、完成時の見た目は素晴らしい・・・はずです。

 実際に作り始めて感じたのは、エフトイズの食玩のように結構細かいパーツが多いことですね。写真でも中央付近に2つ並んでいる救命いかだっぽいパーツ、ひとつはうまく接着できていません。このパーツかなり細かいので、正しい位置に接着剤をはみ出さないように固定するのが難儀でした。

 手前にある4つのボートは搭載艇なのですが、さすがにこのままではランナーの切断端が目立つので、後で塗装してから本体に接着するつもりです。

 このキットはおまけに不審船もついていて、なかなか遊び心というか親切心溢れる一品です。はてるま型は1000トン級なので小型ですが、ディテールがシャープなので完成すれば見栄えがすることと思います。

フォークリフト

 だんだん架空艦自体と関係ない作業になってきましたが、コンテナを埠頭と輸送艦に飾りたいので、添え物としてフォークリフトを作ってみました。0.2mmプラ板で下層のフォーク部分を作成し、低発泡塩ビを上に2つほど乗せ、前方にプラ板を立て、再下面にタイヤとして極細ビニールチューブ(針金の被覆材)を接着しました。今回はこれのためにわざわざ「水性ホビーカラー イエロー」を購入してのですが、黄色を塗るといかにもという雰囲気になりますね。ただ、黒くする部分の配置が上手くなかったため、あまりフォークリフトらしくない仕上がりになってしまいました。

 改良点としては「本体は黄色主体で塗装する。黒くするのはタイヤのみ、もしくはそれプラスフォーク部分にしてみる」といったところでしょうか。本体パーツは下の土台が1mm厚、上物が2mm厚がよさげです。あとタイヤはビニールチューブではなくて、接着が容易な伸ばしランナーのほうがいいかも。

 さらに今回は直径1.5mmの極小ビーズを購入しました。装輪車両のタイヤと救命浮き輪に利用する予定です。

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 先日から作っていた小物パーツたちです。コンテナの黄色と赤色は2度塗りしましたが、それ以外の2度塗りしていないものがムラになってますね。飛行甲板の台座はまあ予想通りの仕上がり。ここに車両を接着していく予定です。ただ、この台座と車両用タラップは塗料を薄めずにすぐ塗り始めたためか、色がムラになってます。反省。あと綿棒の頭をグレイで着色したものは接岸クッションのつもりです。形がよくないですね。それにややオーバースケールかも。

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 おおまかに配置するとこんな感じ。コンテナ作ったからフォークリフトも欲しいですね。これも挑戦してみます。

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 本体がおおむね完成している架空輸送艦、制作は足踏みしています。今試行錯誤しているのは搭載車両のAPC(装甲兵員輸送車)を自作できないかという点。写真中の[1]が3mm厚の低発泡塩ビを切り出したもの。[2]がそれをカッターと紙やすりで成形したもの。[3]は紙軸綿棒の軸を切り出したもの。(複合素材!?)[4]は試しに我が家にある一番細い余りランナーを切り出したもので、これは写真の表現に使用するには太すぎることがわかりました。断面を綺麗に整えるのも大変そうですので、これは却下。[5]は3の上に2を載せたものです。

 細かいディテールがないのは仕方がないとして、全体的なプロポーションと車輪表現はもう少しなんとかならないものかと思案中。ちなみに載せる車輛はピラーニャ8×8の予定・・・といいつつ間違えてチェンタウロの寸法で作ってました。ひさしぶりにうっかりしてました。

参考までにチェンタウロのレシピです。 
L10.5mm × W4.5mm × H4.0mm[本体2.5mm+車輪0.5mm+砲塔1mm]
 砲塔は2mm弱はみ出る、車輪は2.0mm弱の大きさ・4つで7mmほど

ピラーニャは
L6.93m(8×8) × W2.66m × H2.17m らしいので、1/700にすると
L9.9mm × W3.8mm × H3.1mm ですね。今より小さくなる・・・ orz

 タイヤの表現がどうも潰れ気味になりそうなので、[1]プラ板を丸く切り出す、[2]手芸用の極小ビーズを使う、[3]低発泡塩ビ自体でタイヤも表現する、など他の手段も検討したいと思います。既製品のLAV25や96式装輪装甲車を転用するという手もありますが、それは最後の手段にしたいと思っています。

 この道は険しいですね。もうしばらく試行錯誤が続くことと思います。


 追記
「伸ばしランナー」を忘れてますね。これも試してみます。

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 本体ができたのでスピードダウンしていますが、制作は続けています。写真の(1)が車両用タラップ、(2)は少しお遊びで古いジープ・トラック類を飛行甲板に飾ろうかと思って作り始めた台座です。(3)はコンテナ類。赤がムラになってますね。うーん、重ね塗りするかなぁ・・

 コンテナは調べてみると「幅2.438m × 長6.058m × 高2.591m」という一般的な規格があるようでして、これを1/700にすると「幅3.5 × 長3.7 × 高8.7mm」となります。低発泡塩ビの3mm厚を利用したので3×3×7.5mmというやや小さ目サイズのコンテナを作りました。

 あと、余ったデカールで飛行甲板後部に「01」とかそれらしい艦番号を入れたかったのですが、適当な余剰デカールがありませんでした。白のプラペーパーをカットしてカッティングシートよろしく貼り付けるか、マスキングして白で塗装するか、あるいは数字は省略するか、少し検討します。

 あんまりゆっくり作っていると、他の新しい艦を作りたくなってくるので、その前に仕上げてしまわないといけないですね。ちなみに、この艦以外で制作途中なのは1/700初霜と1/144 10式戦車の2つです。どっちも半分以上できてますので、気が向いたら完成させます。

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 はい、ベースに波板・埠頭を接着し、黒/黄色の警告ブロックを雰囲気で配置してみました。本体を載せるとこんな感じ。本体は艦橋の窓にスミ入れしました。艦橋の一部にもほんの少しだけスミ入れ。こっから先は・・・

1)車両乗降用のタラップの自作
2)埠頭・甲板に配置する車両の作成
3)つや消しコーティング
4)気が向けばウォッシング

こんな感じでしょうか。もう完成も見えてきました。ただ、ピラーニャやERC90を自作するとなった場合は、むしろ「これからが本番」になりかねないので、どうするか検討します。


 ふと思ったのですが、甲板の「不」の字ヘリ着艦マークが自衛艦をまねしている上に塗装を海自グレイにしているので、見た感じがすごく護衛艦っぽくなってますね。でも、やはり小国の車両輸送艦設定に憧れるので、引き続き搭載車両を模索します。


【追記】

 あー、もう少しやりたいことがありました。
5)搭載されるコンテナの自作。
6)右舷後方の張り出しにボートを載せるのかどうか検討。

今回は車両の右舷&後部ハッチや、左舷のボート搭載部分は全く作っていませんが、もし次回があれば作りこみたいですね。


 あと、数日前のことですが、このサイトの掲示板を削除しました。ずーっと書き込みゼロのまま晒しておくのも寂しいものですので、いさぎよく廃止することに。このサイト自体は私のプラモ制作の覚え書きなので、ゼロコメ・ゼロアクセスでも続けると思いますw

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 ジオラマベース、途中経過です。波板を裏面から黒・緑・群青をランダムに塗装、ついでに余った波板で小さなベースも作ってみました。埠頭の色は検討の結果、本体よりも明るい色のほうがそれしいだろうということでガルグレーで着色。手前左に写っている端材が試し塗りしたものです。ニュートラルグレーはアスファルトっぽくていいのですが、ここはコンクリートっぽさを出しました。

 さて、次は本体艦底色の乾燥を待って側面のレタッチの予定です。


【艦これ日記】

 久しぶりの艦これ日記です。このゲームはあれですね、ドラクエやポケモンのモンスターなどを集めて育てるとかに似てますね。集めて育てて、それからどうするんだろうという疑問があるのですが、とりあえず育てるのが日課になっています。今のところ伊勢改、赤城改、加賀改がレベル98、日向改、扶桑改がレベル97。99にしちゃうと、それ以上レベルが上がらなくなるみたいなので98まで育てたら次にいってます。1艦だけはケッコンカッコカリというのをすればもっと育つらしいですが、どの艦をそうするか悩みますね。強い艦?お気に入りの艦?ゆっくり考えたいと思います。

 ちなみに育て直しの蒼龍はレベル38まで育ちました。先は長そう・・・

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 はい、今日はベースを作りたいと思います。まずは材料。近所のホームセンターで購入したウッドベース、低発砲塩ビの出現で使い道の減ったスチレンボード、通販で購入したジオラマ海面用の透明板です。スチレンボードはグレイに塗装して埠頭にする予定。その手の入門書には斜めに配置したほうがダイナミックでストーリー性のあるジオラマになると書いてありますが、今回はカチッとした展示にしたいので、あえてベースと並行になるように埠頭を配置します。現在、スチレンボードの端材に色を試し塗り中。

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 次に艦底色の着色いきます。まずはマスキング。艦底近くにまでデコボコが及んでいるため、へこんでいるところで隙間ができて毛細管現象起こしそうな予感が・・・ そんなこと言っても他にやり方を知らないのでこのままGOです。色は今までよく使っていたココアブラウンではなく、つや消しレッドを使います。ココアブラウンはなんだか現用艦船じゃなくて、旧日本軍っぽい色なので。

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 そしてこちらがその結果でございます。案の定塗料が隙間に入りこんだので、水性ホビーカラー薄め液で多少ふき取りました。・・・が、きれいにふき取り切れません。おまけに一晩乾燥させたはずのMr.カラー海自グレイ(1)が少し剥げてくる始末。(写真丸1)ついでに作業中にマストがポッキリと折れました。これは塗装の後で再度接着します。想定の範囲内。(写真丸2)艦底の赤がはみ出た部分はグレーのレタッチでなんとかごまかすことにします。

さて、次は水面にいく予定です。

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 アンテナ、CIWSを白で、煙突を黒で塗り分けて塗装もひと段落。あとはスミ入れをするくらい。現用艦船はあまり汚しを入れない方がいいと思うのでウォッシングはやらないか、最低限にする予定です。エレベーター部分が失敗しているので、あえてそこを強調。次回への戒めとします。

 この後ですが、せっかくなのでベースを作ろうかと思います。搭載車両も少し欲しいですね。


 妄想設定コーナーも書くことがなくなってきましたのでおさらい。
現用5000トン級輸送艦、艦名未定、全長約98m、乾舷8.9m、満載排水量約6000トン、ディーゼルエンジン、甲板エレベーター×1(力量20トン)、固有武装;CIWS×2

 搭載予定車両
ピラーニャ8×8;4輌構成の歩兵小隊×4
ERC90;4輌構成の装輪装甲車小隊×2
シミター;4輌構成の偵察装甲車小隊×1
救護車×1、指揮車×1、リンクスヘリ×2機 /以上車両甲板(格納庫)

VBL装甲車、トラック、ジープ類×各8輌前後 /以上飛行甲板


 ・・・んー、やっぱりシミターが「いらない子」になってる気がしますね。割り切って装輪車両で統一したほうが運用やら展開やらが楽そうです。まあ、搭載車両は一例ということで、飾る時点でまた考えます。本当ははじめはヴィーゼル2を載せたかったんです。あくまで趣味の妄想なので。VFM5軽戦車もいいですね。「軽い、装甲薄い」使い道ないですけど、かっこよくて可愛いから私の好みなんです。

1kt_架空輸送艦

 本体も完成が近づいてきましたので、今回は設計図というか青写真をご紹介します。以前「ここ2週間ほど架空艦のデザインばかり考えて~」みたいな記事を書いていましたが、考えたデザインはどうなっているのかというのが上の図です。アイランドは省略してあります・・・というか、アドリブで作ったのでアイランドは青写真がありませんw

 車両甲板を飛行甲板のすぐ下に配置するか2層目に配置するか迷った挙句、2層目にすると低くなりすぎるということですぐ下に配置しました。それでもヘリなど背の高いものも格納できるように高さに余裕をもたせた車両甲板なので、周囲の乗員区画は2層になっています。

 この艦はタンカーみたいにずん胴で、空母のように下の方へ行くほど急激に面積が小さくなるわけではないので図のグレーの部分も利用可能と考えています。あと、適当にCREW SPACEだのFUELだの書いてますが、船の構造については素人なので、まあ何となくこんな感じに使われていそうかなという目安です。細かいツッコミはご容赦下さい。まあ、エンジンから煙突にダクトが繋がっているだろうなくらいは想像で描きましたが・・・ 車両甲板周囲のスペースのいくらかは弾薬庫になっていることと思います。

 あと、この図というか大元のデザインは以下のサイトでみかけた「かつて海自の空母導入派が要求していた排水量8000(10000~)t級の対潜ヘリ空母」のアレンジです。元デザとは大分変わりましたが「短く・小さく・可愛く!」アレンジしたつもりです。例によって縮小した画像にて引用とさせていただきたいと思います。

暇だから軍事系の教えろください | ひまつぶっくす

8kt_ヘリ空母

 右舷のエレベーターは小型輸送艦には必要ないと思ってなくしちゃったのですが、艦後尾の張り出しはデザイン的に面白かったので残しました。ランプの一部として機能するかと思いまして。でも、今見直すとあまり必要なかったかも。

 青写真にのっている車両は細長いのがピラーニャ、左後方にあるのがERC90だと思って下さい。これを描いた時点ではストライカーAGSを積みたかったので、ピラーニャに立派な無人砲塔がついてますが・・・ストライカーやブラッドレーは積みません。設定を小国保有の艦ということにしましたので。あと、小さい車両はシミター/スコーピオンなどのつもりです。

 ヘリの画像と車両の横面図はShipbucketフォーマットで描かれたものを利用させていただきました。後、細かい部分に矛盾が生じているかと思いますが、気にしないで下さい。

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 さあ、ついに本体色の塗装まで終わりました。マスキングテープによるヘリの着艦マークも、予想していたほどはおかしくならず、意外とシャープな感じで表現できています。ただ、問題はエレベーターの縁取りに使用したマスキングテープが細すぎてガタガタした感じに曲がっている点。あと、薄々感じていたのですが、飛行甲板があちこち削れて凸凹になってます。汚い。

反省点;もし2番艦を作るのであれば・・・
1)飛行甲板はプラ板を使用する。これは表面の凸凹を避けるため。
2)エッチングパーツはなるべく使わない。ディテール潰れが起きるため。
3)マストは上の方を細くするなど工夫を。
4)乾舷をもう少し低くする。
5)膨張式救命いかだの配置に注意する。
6)もう少し艦形を縦長にする。
 といいかしら。あと、いつまでも艦船装備セットに頼っていられないので、CIWSとスーパーバードアンテナはなんとか自作したいですね。


 恒例、艦の妄想設定コーナー。そういえば、まだ艦の名前を考えていません。揚陸艦サン・ジョルジョからウェルドックを取り除いて小型化した輸送艦にしようという発想から出発してますので「サン・ジョルディ」なんてのもいいかも。同型艦にサン・マルコ、サン・ジュストがありますから。でもそれじゃイタリアやスペインの艦みたくなるかしら。まあ、名前は後で考えましょう。

 あと、この艦の排水量ってどれくらいかしら。長さはサン・ジョルジョ(排水量6687トン)の2~3割引き、幅は均せば同じくらい。高さは同じか1割引きくらい。・・・んー、ざっくり5000トンといったとこで。搭載量はサン・ジョルジョが約1300トンほどなので、この艦は1000トン弱くらいは欲しいですね。燃料込みですけど。20トンの装甲車を30台積んでも600トン。なんとかなりそう。

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 さて、今回はマストを作成しました。輸送艦しもきたに習って、断面ひし形になるような形状。マスト上のレーダーは今回は省略しました。少し高すぎかしら。高さはともかく、上のほうが太すぎですね。次回があれば気をつけます。これで造作はお終い。

 次は塗装の準備に入ります。今回はヘリの着艦マークをマスキングテープ利用で表現する予定です。塗装後にテープを剥がすと、下地の白がそのまま着艦マークになるという寸法。でもマスキングテープを使ったことがほとんどないので、失敗しそうな予感がプンプンしています。ちなみに手前に置いてある紙が、設計図がわりですね。残念ながら甲板中央のラインは破線ではなく、ただの直線に変更されました。原因は私の技術不足です。綺麗に等間隔でマスキングテープを切断・剥離をしていくのが難しくって・・・

 さあ、この次は塗装です。Mr.カラーの海上自衛隊甲板色セット(1)でいく予定です。


 恒例の妄想設定コーナー。なんでMBT積まないのという疑問ですが、私的な理由は「重いから」。重いと山のようには積めないですよね。たくさん積んであるほうがワクワクしますから、20トン以下の装甲車を詰め込もうという算段です。でも、設定的には「小国でMBT保有数が少ないため」といった感じで。たぶん本国には中古のレオパルドとかが配備されていて、最新のMBTが欲しいんだけど予算が許さない的な事情を抱えているんですよ。

 で、装甲車しか持ってないから対ゲリラ戦とか後方で治安維持とかの作戦じゃないと参加できない。そんなわけで大口径自走榴弾砲とか自走多連装ミサイル発射システムなどは持って行きません。戦車とまじめに戦う気はないので。救護車、工作車、回収車、指揮通信車は最低数持って行く予定。

 経緯から考えるとこの艦の所属は陸軍のようですね。輸送時は海軍に護衛を依頼するんでしょう、きっと。

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 今回は艦橋構造物に色々とディテールを追加しました。煙突にアンテナを立ててみたり、艦橋の横にデッキを追加したり。ついでなんで、右舷後方に余ってたパーツをつけてみたり。この部分は車両甲板と同一レベルになるので、武器庫とか、そんなノリのスペースに丁度いいかしら。ついでにこの上にできたスペースに手すりか膨張式救命いかだかボートでもつければディテールアップになって・・・ん、いかだ?・・・あ、あれっ、この場所に張り出しをつけたら飛行甲板の救命いかだを降ろす時干渉しちゃうじゃん!ダメダメ!はずさなきゃ・・・あれっ、固くてはずれない!

 そんなわけでこの艦の救命いかだはスライド式で、最後尾だけ投下できるしかけになっているようです orz

 一見調子よくいっているような時でも油断は禁物ですね。久しぶりの失敗です。


 さて恒例の妄想設定コーナー「艦のプロフィールを考えよう」です。「1中隊が運べます」っていうのがウリなのですが、内訳はLAV25×4輌の歩兵小隊とERC90×4輌の装輪装甲車小隊を各2つで1中隊ということで。合計では車両16輌と歩兵48名から成ります。あ、LAV25はピラーニャでもいいです。ERC90はAML装甲車でもいいです。要するに装輪式のAPCと90mm砲を持った車両ですね。

 車両甲板に搭載可能な車両の数は30輌くらいを予定しているので、他に偵察用のシミターとか積んでみたり。最上部の飛行甲板にもVBL装甲車とか載せて、なんだかんだでトラック・ジープ類含めて50~60輌ほど積んで出港の予定~。

 でも、手元に1/700のERC90とかVBL装甲車はない・・・というか製品として存在しないんですよね。自作するかなぁ。どうしよう。

ということで、続きます。

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 今回は飛行甲板のエッチング手すりを接着しました。使用したのはゼリータイプの瞬間接着剤。エッチングパーツのやすりがけが不十分なためか、甲板と手すりに隙間ができてしまい、後から接着剤を横から追加したりしました。これがよくなかったのか、写真ではわからないかもしれませんが手すりの隙間が潰れているところが多数できてしまいました。1個1個穴をあけていくのも難しいので、そのままメタルプライマーを塗布。今日は散々でした。やはりエッチングパーツは難しいですね。


 恒例の妄想設定コーナー。

 搭載されるヘリですが、イギリス製のリンクス2機を予定。基本的には小国なので兵器は国産ではなく輸入に頼る感じ。この艦は輸送選任で海上戦闘は想定していませんので、対空ミサイルとか対艦ミサイルとか、対潜哨戒ヘリ、対艦攻撃ヘリなどはありません。搭載ヘリは基本的に偵察および救難用の汎用装備なのですが、地上部隊支援用の装備があると本当は嬉しいですね。

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 「なんちゃって空母風味輸送艦」制作記も5回目に突入しました。今回は右舷のアイランドを作りました。先日作っていた艦橋に煙突パーツを載せて、スーパーバードアンテナとかチャフ発射装置とかCIWSを載せました。これらは「現用艦船装備セットV」を利用しました。これでフルスクラッチではなくてセミスクラッチ扱いになるのかしら。自作した膨張式救命いかだを飛行甲板に配置して、今日はここまで。


 こっから妄想コーナー「艦のプロフィールを考えよう」パート。

 知識もなく、いきあたりばったりで作っているので、色々と後から問題が湧いてきます。「艦形がずんぐりむっくりで速度が出ないのでは」とか「艦のサイズに比して乾舷が高いのではないか」とか、そもそも「艦首の形状がおかしくないか」とか。まあ、そのあたりは「そういう艦があってもいいじゃない」と多目にみて下さい。

 それよりもふと気になったのは「お金のない小国であるなら輸送艦を新造するよりも、中古のフェリーで部隊を運べばよいのでは?」という疑問。んー、まあそう言えばそうなんですが、ヘリに燃料を補給したり、武器の換装のためのミニクレーンがあったり、格納庫に直結する武器庫があったりということになれば、改装費用もばかにならないだろうということで。

 ちなみに「1艦で1中隊を運べます」というのがウリになる予定。

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 はい、今日も今日とて輸送艦を作っています。こういう中身までぎっしり詰まったやつは「ソリッドモデル」というらしいですね。手に持った時に手ごたえがあって、こういうのも悪くないです。

 今日は艦橋に手をつけてみました。空母の写真とか見てみると、艦橋の窓が左右に張りだしたりしているものが多い。それは何故だろうと考えてみると、やはり煙突に邪魔されずに後ろも目視確認したいからだろうなと思い当たり、この艦も少し張り出した形にしてみました。で、窓をエッチングパーツにしてみたのですが・・・やはり瞬間接着剤がうまく着かずに四苦八苦するはめに。どうも私はエッチングパーツの接着が下手なようです。あるいは接着剤の選択が間違っているのかもしれません。

 引き続き架空艦のプロフィールですが、国としては欧米寄りで、米英仏あたりから兵器を輸入してる感じで。中小国なんだけど、頑張って国連治安維持軍に参加してみたり。そんなわけでLAV-25とか搭載される予定・・・確か以前作ったのがあったはず。

 無理すればMBTも運べる艦ですが、最上甲板と格納庫をつなぐエレベーターは力量20トンくらいの予定なので、最上甲板には戦車は載りません。まあ、普通ですね。最上甲板前半分はトラック、ジープ、コンテナ類を載せるスペースです。

 今回はデザインから制作まで1か月近くかけてやっているので、色々妄想しながらでないとモチベーションが続きません。変なオレ設定が続きますが、笑ってスルーしてあげて下さい。

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 ひたすら本体を削って形成中です。今回は左右スポンソンの下面を斜めに切り、形を整えました。模型を初めてからスポンソンだのポンツーンだのキューポラだの語感が楽しい言葉を目にすることが時々あります。

スポンソン・・・乗り物の胴体側面に設けられた張り出し

だそうです。この写真では底面から撮影していますが、右舷の張り出しは艦橋用、左舷の張り出しは搭載艇の収容用です。全長はおおむね14センチなので100メートルくらい。輸送艦なのに空母風の甲板なのは私の趣味なのですが・・・設定上は「空母の買えない小国なので、はったりでみかけ上それっぽいデザインにした」とかいう感じで。当然搭載する車両もMBTではなく、IFVやAPCですね。

 艦首は削っても削っても形がなかなかうまくできないので、もう少しカッターで切ろうかと考えています。この素材はある程度切ってから削らないと苦労するようです。一歩前進かしら。

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 引き続き架空の輸送艦制作中、低発砲塩化ビニルを接着し、側面をきれいにならしているところです。ただ、意外と素材が堅いため、結構時間がかかっています。もし次回作る時は、接着した後にカッターで切るようにしようと思います。写真で手前に置いてある小さなパーツも2個を接着してペーパーがけしたものですが、これは継ぎ目がほとんど目立たない程度まで滑らかになってます。面積が広いと苦労するのですね。まあ、それでもスチレンボードよりはずっと美しいので、引き続き根性でペーパーがけ頑張りたいと思います。

 今後は・・
・第1甲板の白線はマスキングテープで覆ってから甲板色を塗装して表現。
・エッチング手すり
・艦橋構造物フルスクラッチ
を予定しています。武装は自衛用のCIWS×2くらい。設定的には現代のどっかの中小国で作られたRo-Ro船(roll-on/roll-off ship)。艦尾と右舷にランプを持ち、車両デッキは1層・・・みたいなイメージで。

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 さてプラモデル制作が止まっているので、ずっと更新していませんでした。ただ、ここのところ2週間ほどは架空艦作りたい病にかかっていて、輸送艦のデザインばかり考えていました。「戦車や飛行機がいっぱい載った船が好き」な私が妄想するオレ艦は輸送艦か揚陸艦です。今回のテーマは「なんちゃって空母風の甲板を持った輸送艦」。とりあえず車両を30輌くらい、あと可能ならヘリも2機くらい搭載できるのがいいですね。1/700スケールで作るとして、サイズはサン・ジョルジョをふたまわりほど小さくした感じ。

 で、甲板を印刷して低発砲塩化ビニルで船体を切り出してみました。これは今回初めて扱う素材です。発泡スチロールのようにカッターで加工がしやすく、プラスチックのように滑らかな表面を持った軽い素材で、フルスクラッチを作るのにもってこいです。5mm+5mm+3mm+1mmで合計14mm。実際のスケールだとこれに70cmをかけて乾舷は8.9mの予定。

 ちなみに以前フルスクラッチを作ろうとして用いたのは「スチレンボード」。これだと表面がザラザラしていて、そのままだと見栄えが悪いのでプラ板を貼るかパテを盛らざるを得ません・・・というかそこで失敗して計画は頓挫しました。下の写真の右が低発砲塩化ビニル、左がスチレンボードです。

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 次は接着して表面の成形です。